国家試験対策

【超重要】解剖生理を1年生からやっておくべき3つの理由

どうもこんにちは!

男性看護師の福です。

今日も質問に答えていきたいと思います。

看護学生
看護学生
私は現在1年生です。看護学生1年生の時に解剖生理の勉強が大切だとお聞きしましたが、そんなに大切なのでしょうか。

こんな疑問について解説していきます。

結論から話していくと解剖生理はすべての勉強の基本となる分野なので1年生の時にまず勉強していくのが大切なのかな、と思っています。

すでに2年、3年の方も間に合いますので、しっかりと取り組んで行きましょう。

解剖生理がなぜ重要なのか

解剖生理が重要な理由は以下の通り。

学年が上がるにあたっての勉強についていけない
実習の時に困る
看護師になってから困る



順に解説いていきます。

学年が上がるあたっての勉強についていけない

最初にも言いましたが、解剖生理は全ての疾患のベースになる知識です。その名前の通り、人体の構造(解剖)と働き(生理)です。


学年が上がると勉強がどんどん難しくなってきます。定期試験や卒業試験(ないところもあるかも)は良い例ですが、いくら過去問があったとしても暗記だけで戦うのは厳しい状況が出てきます。



僕が通ってた大学では卒業試験が15科目で1800問くらい出題されました。解剖生理で2科目分あったり、若干問題を変えてくるので、暗記だけで乗り越えるのは到底不可能です。


僕の学校では解剖生理の定期試験で毎年数十人は再試験を受けるという状況だったので、それが嫌で解剖生理だけは低学年の頃から真面目に取り組んでいました。


一夜漬けで試験に臨んだり、後回しにしていると、試験に落ちて長期休みの間にわざわざ学校にきて再試験を受ける羽目になるか、再試験がない科目なら単位を落とし、留年することになってしまう可能性もあります。

実習の時に困る

実習になると、実際に患者さんを受け持ち、看護展開をしていきます。

その際に必要になるのが「アセスメント」です。


簡単にいうと患者さんの情報を元に、起こっている問題を把握することですが、異常かどうか判断するにも「正常値を知る」ことが重要でして、その「正常値を知る」には解剖生理を学ぶしかありません。



例えばですが、寒いと訴えて震えているけど37.8度の熱が出ている患者さんに対して、どう対応すれば良いのでしょうか。


答えは温めて、悪寒がなくなったら冷やす、です。

ここで重要な知識は、体温の正常値とセットポイントが上昇する原因についてです。




発熱が起きた原因が手術による侵襲熱なのか、誤嚥性肺炎に伴う発熱、、髄膜炎、尿路感染症、扁桃炎、ただの風邪など、患者さんの状況によって異なると思いますが、感染兆候も観察していくとなると、やはり解剖生理の知識が必要になってきます。


実習中などで、発熱が起きたときどんな援助が必要になるのかな、と考える時に全く何もわからない状況から帰宅して一から調べ直していたら本当に時間が足りませんし、毎日寝不足確定です。

看護師になってから困る



実習と国家試験を乗り越えれば、ある程度解剖生理の知識は入っているのかな、と思うのですが看護師になってからは、その病棟特有の知識が必要になってきます。



例えば、脳外科、呼吸器外科・内科、消化器外科・内科、整形外科、産婦人科、小児科、神経内科、など、様々な病棟がありますが、それぞれ必要な知識は若干異なってきます。


僕が過去に入院した原因の気胸を例に出しますが、簡単にいうと肺に穴が空いてしぼんでしまい、呼吸苦や胸痛が起こる病気です。


気胸患者の肺の音を聴診器で聴くと、左右差があります。右気胸なら左に比べて右の音が弱いor聴診できない、などです。こういう時レントゲンで見ると確かに右の肺がしぼんでしまっています。


フィジカルアセスメントの部分で呼吸音の聴診による正常値を知る、レントゲン画像で肺の様子を観察する、呼吸苦やSPO2から呼吸状態を観察する、など日々異常がないか観察し、アセスメントしていく上で解剖生理は絶対的に必要な知識となります。


僕は呼吸器、腎臓系の病棟に勤めていますが、ただの脱水の高齢者や、呼吸器系の疾患を持っている脳外科の患者さんもたまに運ばれてきます。


そうなると病棟特有の解剖生理だけ知っていても看護できないので、様々な知識が必要になるな、と感じます。


看護学生時代に少しでも解剖生理に詳しくなっておけばあとあと絶対に楽になります。

部活を引退してからずっと手をつけていなかった勉強を始めても、高校1年生からずっと勉強している子にはなかなか追いつけないのと同じように、解剖生理も一夜漬けでどうにかなるレベルのものではありません。



追い込むのは短期記憶になりがちなので、定期試験を乗り越える分には構いませんが、実習が始まってから、看護師になってから楽したいのであれば、絶対今のうちから手をつけておいた方がいいですよ!

以上、現役看護師が解剖生理の勉強を勧める理由でした。

まとめ

教科書でも解剖生理は勉強できますが、単調でおもしろくないため、内容が全然頭に入ってきません。

実習も効率よくこなしていた学生はだいたい解剖生理の参考書を持ち歩いていましたね。

今までなんとなく進学してきて解剖生理に自信がない、もう一度解剖生理を復習したいという方にオススメな本も貼っておきます。

解剖生理をおもしろく学ぶ

難しいイメージのある解剖生理学を、会話形式でわかりやすく解説してくれる本です。解剖生理の本読むと眠くなっちゃう,,という方にはオススメです。

楽しく学ぶ!看護につながる解剖生理

やはりプチナースの参考書はわかりやすいですね。イラスト付きで細かい部分まで書いてあり、分野ごとに国家試験の過去問も解説つきで載っているので勉強になります。プチナースは間違い無いです。